個人経営の飲食店がホームページ制作前にやっておくべき7つのチェックリスト
個人経営だけどホームページいるのかな?

・ホームページって必要かな
・食べログは制限が多いしどうしよう
・資金を回収はどうなのか?

個人経営の飲食店こそホームページがあったほうがいいです。理由はお店のコダワリを全面に打ち出し、ライバル店との差別化ができるからです。

しかし。

他の飲食店がホームページを作成する際に、重要な情報が抜けていることがよくあります。

「そんなことないよ、だって食べログやインスタにも載せてるし…」

確かによくみると重要な情報があるかもしれませんが、そもそも、公式ホームページと他社のプラットフォームでは、情報の扱いが異なるんですよ!

考えてみて欲しいのですが、他社のHPにいくらあなたのお店の情報をのせても、他のお店の情報に埋もれてしまい、ほんとに伝えたい情報が伝わらないことが多いんですよね。

こんにちは!スパイスハンド 小林です。

私の経歴を話すと飲食業界には30年以上携わっています。自身でお店も経営もしていました。その実績をもとに日本全国の中小個人で経営する飲食店のお手伝いをしております。

実績に関しては、別の記事を読んだ方がいいと思うので割愛しますが、あなたと同じ飲食業界に精通していて、個人経営の飲食店サポートができると思ってください。

実績をみたい方はどうぞ
↓↓↓

食べログやホットペッパーグルメ、インスタグラムが悪いといっているんじゃなく、公式情報をしっかりと自分名義で管理しているHPに載せましょう、って話です。

この話って多くのHP制作会社はなかなか言いません。だって、仕事が増えますから。

このページに辿り着いたのも何かのご縁です。

そこで、あなたがHP制作を始める前に「個人経営の飲食店がホームページ制作前にやっておくべき7つのチェックリスト」を確認できるような記事を作成しました。

多くの飲食店は、ホームページに過剰な情報を詰め込みがちですし、逆に情報不足で来店を検討しているお客様を迷わせてしまうこともあります。

適切な情報を厳選して、わかりやすいホームページを作成することが大切です。

これから、ホームページ制作前に必ず行うべき具体的なポイントをご紹介します。

初めての飲食店HP(ホームページ)チェックリスト

飲食店を開業したり店舗を増やした際。

初めて店のHP(ホームページ)を制作するときに、決めた方がよい事をチェックリストにしました。

ホームページ制作会社は店のコンセプトなどには関わりません。

彼らの仕事はあくまでも、クライアントに頼まれたHP作成のみです。

制作を依頼する前に決めておくとスムーズにススメられるでしょう。

1. ホームページの役割を明確にする

飲食店のホームページの役割を明確にし、必要な情報を整理することが大切です。

ホームページの目的をはっきりさせ、お店の情報を整理しましょう。

飲食店のホームページ作成には、多くの要素が関わりますが、まずは役割を明確にすることが第一歩です。

例えば、来店促進、メニューの紹介、予約の受付、店舗の雰囲気の伝達などが考えられると思います。

これらの要素をバランスよく盛り込みつつ、ユーザーが必要な情報に簡単にアクセスできるようにしましょう。

ホームページの目的が明確であれば、訪問者が必要な情報をすぐに見つけることができます。

営業時間や所在地、メニュー内容などの基本情報は必須です

情報が分かりやすく整理されていることで、来店を考えているお客様の不安を取り除き、安心して訪れることができます。

2. 店名の読みやすさを考慮する

店名が難読であれば、読み仮名を追加するなどの工夫が必要です。

フレンチ、イタリアン、スペインなどの料理店に多いのは、現地の言語を多用した店名です。

例えば:Beaux jours en France このフランス語読めますか?

多くの方が読めないと思います。ちなみに『ボー・ジュール・アン・フランス』日本語に訳すと、美しい日々を過ごしたフランスという意味です。

店名を決めて営業を続けているので、いまさら変更はできないと思います。

そこで、公式HP用にわかりやすくしませんか?という話です。

『ボー・ジュール・アン・フランス』では、日本語だと滑舌が上手くいかなくて呼びづらいので、ボー・ジュールで区切り『アン・フランス』はフランス語のままで表記します。

ボー・ジュール en France

お客さん的にはカタカナの方で覚えてくれるので、お店の情報を伝える目的は達成できます。

飲食店のホームページ作成で、店名の読みやすさは非常に重要で、初めて訪れるお客さんにとって、店名が読みにくいと不安や混乱を招く可能性があります。

店名が外国語や特殊な漢字を含む場合、読み仮名を追加することで読みやすくなりますよ。

また、ロゴや看板などに読み仮名を併記することで、訪問者に親しみやすさを感じてもらう工夫があるといいでしょう。

ちなみに読みやすい店名はSEO対策にも効果的です。

検索エンジンでの上位表示を狙うためには、店名が簡単に検索されることが重要だと知っておきましょう。

3. 無料サイトを避ける

個人の飲食店に多いのですが、無料のホームページサービスではなく、プロフェッショナルな印象を与えるために有料のサービスを利用しましょう。

無料のホームページサービスはコストがかからないため魅力的に見えますが、機能やデザインの面で制約が多いです。

大切なお店に対しプロフェッショナルな印象を与えるためには、有料のホームページ作成サービスを利用してください。

有料のホームページサービスを利用することで、デザインの自由度が高まり、より魅力的なホームページを作成することができます。

また、カスタマーサポートもあるので、トラブルが発生した際にも迅速に対応してもらえるメリットがあります。

これにより、訪問者に対して信頼感を与えることができ、結果的に集客効果が高まります。

以下のリンクに無料と有料のHPの違いの記事があるので、合わせて読んでみてください。

4. 看板メニューを明確にする

他店との差別化を図るために、必ず目玉商品を設定し、その魅力を強調しましょう。

ウリ(目玉)商品(看板メニュー)はホームページの呼びになるので、必要不可欠です。

飲食店のホームページ作成で、目玉商品(看板メニュー)を明確にすることは非常に重要で、訪問者がホームページを訪れた際に、何が特別なのか、どのメニューが一番おすすめなのかをウリのメニューがあればどんなお店なのか一発で理解してもらえます。

ウリのメニューは、訪問者の興味を引き、来店を促す重要な要素です。

例えば、限定メニューや季節限定の料理、新鮮な食材を使用した料理などを看板メニューとして設定し、その魅力を強調することで他店との差別化を図ることができます。

また、メニューの魅力を伝えるために、高品質な写真や動画を活用してもよいでしょう。

5. 商品の価値を伝えるコンテンツを作成する

料理やドリンクの価値を伝えるコンテンツを充実させ、訪問者にその魅力を伝えましょう。

商品(ウリのメニュー)の魅力や価値を伝えるコンテンツを、ホームページやブログ記事などで発信することは、個人経営の飲食店にといって重要度が高いです。

できれば、ブログを作成して料理の写真、使用している食材の説明、調理のこだわり、シェフの紹介などをコンテンツとしてアップしましょう。

例えば、料理の写真は高品質にするとよりHPの訴求力が増します。

予算はかかりますが、プロのカメラマンを雇って撮影することで、料理の魅力を最大限に引き出すことができます。

食材の産地や生産者の情報を提供することで、訪問者に対して信頼感を与えることができますし、調理のこだわりやシェフの経歴などの情報をプラスすることで、料理に対する期待感を高めることができます。

個人経営の飲食店ほど力を入れて欲しい箇所が、コンテンツ作成です。コツコツと情報をアップできれば難しくはありません。

商品の価値を伝えて少しでも多く集客へと繋げましょう。

6. 予約機能の設置

公式ホームページには予約機能を追加することで、できるだけ来店の機会を逃さないようにしましょう。WEB予約との相性も良いため、導入を検討してください。

飲食店のホームページ作成をするなら、予約機能はやっておいたほうがいいです。

特に、忙しい現代人にとって、電話での予約よりもWEBでの予約の方が便利であるため、予約機能を設置することで来店の機会を逃さないようにできます。

予約機能を設置することで、訪問者は24時間いつでも予約ができますし利便性が向上します。

さらに予約管理システムを導入することで、予約の管理が簡単になり、スタッフの負担を軽減することができます。

ちなみにデジタルの良いところとして、予約機能を通じて顧客情報を手に入れやすいので、後々に行うマーケティングにも使うことができるので、やってみてください。

もし、独自の予約機能が難しいならば、グルメサイトのインターネット予約へリンクを飛ばしても構いません。

できるだけ、失客へとならないようにしましょう。

7. 最新のメニューを掲載

ホームページに載せているメニューを最新の状態に保ち、訪問者に常に新しい情報を提供しましょう。

個人経営の飲食店ホームページは、メニューのフレッシュさはめちゃくちゃ大事です。公式HPなのに古いメニューや情報が掲載されていると、訪問者に対して信頼感を失う可能性もあります。

常に最新のメニューを掲載し、訪問者に新しい情報を提供し来店を促しましょう。

例えば、

季節限定メニューや新メニューの情報をタイムリーに掲載することで、訪問者の興味を引き、再訪問を促すことができます。

また、メニューの詳細情報や価格を明確に記載することで、訪問者が来店前に予算を確認できるようにしましょう。

お客さんの予算感がわかるだけでなく、低客単価の客層を取り込まないなどの理由もあります。

個人経営の飲食店は限られた席数で最大の売上が欲しいと思うので、公式HPを上手につかってブランディングに役立ててください。

公式HPとグルメサイトの使い分け

グルメサイトは攻めのツール、ホームページは受け皿としての役割を担い、両者をうまく使い分けることで売上の安定を狙います。

個人飲食店のホームページは、グルメサイトとの差別化をあらかじめ決めておくとやりやすいですね。

グルメサイトは広範な集客を狙うための攻めのツールであり、公式ホームページは詳細な情報を提供する受け皿としての役割を担わせます。

例えば、

グルメサイトでの口コミや評価を活用しつつ、公式ホームページでは店舗の詳細情報やメニューの魅力を伝えるコンテンツを充実させることで、両者を補完的に活用することができます。

公式ホームページにはグルメサイトにはない独自の情報や特典を掲載することで、訪問者に対して特別な価値を提供することもできます。

載せられる情報が違うので、公式HPの利点をフル活用して価値を提供しましょう。

個人経営の飲食店こそ公式ホームページは必須

個人経営の飲食店が公式ホームページを持つことで、信頼と信用を得ることができWEB集客の柱とすることができます。

公式ホームページを持つことの重要性は非常に高く、他のWEB集客方法と連携しながら集客を最大化できます。

デメリットとしては操作に慣れる必要があること、WEBは紙と異なりリンクがあるので想像以上に複雑です。

でも、やらないよりは絶対にやった方がいいし、個人飲食店は大手の情報の波に飲まれないようにするためにも、公式HPはあったほうがいいでしょう。

個人経営の飲食店こそ、WEB集客を極めよう

個人経営の飲食店は大手と比べて資金力、人材力、商品力はありません。でもそれは、大手飲食店と真っ向勝負したときの話です。

私たちはできるだけ大手飲食店と同じことは行わず、独自性を大事にしてコアなお客さんの獲得を頑張るべきなんですよね。

日本中にある個人飲食店はSNSやグルメサイトをやっていると思いますが、公式HPがなくでWEB集客を行うのと、自分のお店の価値をしっかり出せている公式HPでは集客の安定感が違います。

さらにブログを別のドメインにて行うと威力が増すのでオススメです。詳しくを話すとかなり長くなるので割愛しますが、別のドメインでブログを運用すると被リンクを手に入れらます。

まめに情報を更新し、読者も多いブログの被リンクを公式HPにつけると検索エンジンからの評価が爆上がりして、結果的に集客へとつながります。

さらに、SNSやグルメサイトだけでは補えない詳細な情報を、公式ホームページで提供することで信頼感、安心感、特化した料理を提供してるお店ならば権威性も伝えることができますね。

公式ホームページにはお店のコンセプトやストーリーを伝えるコンテンツを盛り込むことで、訪問者に対して一貫したブランドイメージを持ってもらえます。

まとめ

飲食店ホームページ制作を考えている方に向けて解説しました。どの項目も重要です。

新しく店を立ち上げるならば、店の方向を決めテスト営業をして良さそうなら、公式ホームページを作る準備に入る。

既存店ならば、店のコンセプトの通り進めても大丈夫なのか再検討して、素材を集めながら再確認して作りましょう。

一度作ってしまってからガラッと変えると予算が倍以上に掛かります。

事前にしっかりと準備を行い、効率的で魅力的なホームページを作成しましょう。

頑張ってください。応援しています。