飲食店はコンセプトだけがよくても繁盛できない

飲食店の経営を成功させる事項にコンセプトがあります。

客席10席でも客席50席でも、コンセプトがしっかりしていれば、店舗運営は安定していくものです。

しかし、多くの中小規模の飲食店はコンセプトを適当に決めてしまい、集客がままならなくなっているのを目にします。

美容室、整体院、ネット販売会社・・すべてにいえるのですが、コンセプトがしっかりしていないと経営は安定しません。

コンセプトの重要性や、簡単な作り方はこの後で説明するとして、もう一つ大事なことを覚えて欲しいことがあります。

コンセプトが素晴らしい会社や店は、たくさんあります。

素晴らしい内容だから繁盛しているのかというと、そんなことはありません。

むしろ、良いコンセプトが足枷になって繁盛できないでいます。

詳しくは後の章で説明しますが、「コンセプトだけがよくても繁盛はしない」ということです。

この記事は
飲食店はコンセプトだけでは繁盛できない理由
について解説しますので、最後まで気を引き締めて読んでみてください。

飲食店のコンセプトとはどんなモノ?

飲食店のコンセプトとはどんな内容のモノなのでしょうか。

一言で店の特徴を伝えて、相手にそれが理解できるのがコンセプトです。

つまり「どんな店なのか」という意味ですね。

例えば、コンセプトを伝えるのに
「まったりと過ごせるかカフェ」

このように伝える方がいますが、コレはコンセプトではなくあくまでも店側がそうなって欲しい、と思っていることに過ぎません。

もし、カフェのコンセプトを伝えるのだとしたら
「1週間ごとに自家製焙煎コーヒーを楽しめる店」
とか
「季節のフルーツを使った、ハワイ式のパンケーキが食べれる店」

このような内容がコンセプトとなります。

店舗型はライバルが多く、他店との差別化が必要なので、しっかりとコンセプトを練り上げておきましょう。

飲食店のコンセプトはユニークさは必要なのか

コンセプトを立案するとき、他にはないユニークさを考える方がいます。

飲食店はライバルが多く、少しでも目立たせたい気持ちは理解できますが、ユニークなコンセプトが全てではありません。

円滑な資金があれば、ユニークなコンセプトの店を作れば大繁盛するかもしれません。

この記事をお読みの飲食店オーナーさんは客席30席くらいで、数店舗を経営している方が多いと思います。

とても冒険はできないですよね。

ならば、取るべき道は一つです。

あなたのお店のお客さんを対象にしたコンセプトにすること。

これに尽きます。

ただし、いくらよいコンセプトを見つけられたとしても、ライバル店と差をつける「売り」が必要です。

イタリアンの例で話すと。

「パスタはすべて手打ちの生パスタを使用している店」
とするよりも。

「国産小麦100%使用した生パスタを、日本の食材で食べることができる店」

このようにしましょう。

ライバル店との差別化を考える時のポイントは、自店舗にしか提供できない強みを全面に出すことです。

あくまでも、お客さんのニーズに応える内容のコンセプトにするのがキモです。

令和の時代では居酒屋だけでは経営できない


昭和→平成→令和と時代が変わり、お客さんの飲食店の使い方が変わってきてます。

しかも、現在は円安により食材が高騰中・・・。

時代は我々が思っている以上に早く動いてます。そんな令和の時代に、昭和に流行ってた居酒屋を同じやり方で経営して繁盛するでしょうか?

厳しいとしかいいようがありません。

昭和と同じやり方、考え方、利益の取り方、販売促進の行い方・・・など

どれをとっても時代にあっていないのです。

令和の時代に居酒屋を経営するならば、今にあうようなコンセプトを探し、地域に根ざしたメニュー、価格構成にしなければなりませんよね。

居酒屋の例で話しましたが、蕎麦屋、ラーメン屋、イタリアンも同じです。

中小規模の飲食店オーナーは、常に店にいるプレイングマネージャーが多いです。

それは素晴らしいことですが、世の中の動きをよくみて時代に合わせていくことは大事です。

突き刺さるコンセプトができるかが鍵

対象となるお客さんが決まっていれば、他店に差をつけられる「突き刺さるコンセプト」はすぐにみつかるでしょう。

突き刺さるコンセプトがあると、それを全面に出せばいいので店舗の運営が劇的に楽になります。

どういう内容が「突き刺さるコンセプト」なのでしょうか。

ターゲットがお金を出しても欲しがる内容を提供できれば、それが突き刺さるコンセプトです。

誤解しないで欲しいのですが、万人受けするのが良いわけではないです。

むしろ、自店舗の常連客やその属性の顧客には突き刺さるけど、他のお客さんにはあまり響かない、その方がエッジが効いたコンセプトとなります。

自店舗に来ているお客さんと、対話しながら見つけてみてください、

飲食店のコンセプトを考える前にゴールを決めておく

飲食店のコンセプトを考える前に大事なことを決めましょう。

「店のゴールを決めておく」ことです。

どんなによいコンセプトでも10年が賞味期限です。

店は存続している限り、同じコンセプトで経営できればいいですが、ライバルがひしめく飲食業界では厳しいでしょう。

だから、店のゴールを決めておきコンセプトと繋げておくのです。

そうすれば、ゴールを達成できたら次のステップに移ることができ、店舗拡大だけではなく会社の増収増益に繋げることができます。

ゴールを達成できるようなコンセプトにしておくと、スムーズにことを運べることができます。

ゴールは売上でもいいし利益でもいいです。できれば数字のほうが可視化しやすいのでオススメです。

やってみてください。

まとめ

ここまでお読みになりいかがでしたでしょうか。

コンセプトだけでは繁盛に繋げることもできないし、ゴール設定を交えて複合的に考えたモノを作らないと継続できないことがわかったと思います。

コンセプト、ターゲット、ゴール この3つのトライアングルが満たせるようにしましょう。

頑張ってください。応援しています。