飲食店のホームページは写真が命と言われてます。
確かにキレイな料理や内装が写っている画像には目を奪われます。
しかし。
必要以上のキレイさは飲食店のホームページにはいりません。
美容室のようなオシャレのホームページを作りたい方に多いですが。
オシャレのホームページを作っても、集客に繋がりづらく、アート的にするほど分かりづらいコンセプトになり。
一般のお客さんが逃げていきます。
私がコンサルをして思うのが、オシャレで『キレイなホームページを作ることがゴール』のようになっている方が、多いように感じてます。
この記事では
絶対に知っておくべき、飲食店ホームページにオシャレはいらないワケ
という内容を解説します。
キレイなホームページは技術の進歩により、低価格でも実現できてます。
それに見る側のデバイスや環境にも左右されるので、キレイだけがホームページの良さではないのです。
最後まで読んでホームページのことを知ってください。
飲食店ホームページは
コンセプトに合わせたトーンが大事
飲食店のホームページに必要なのは、全体のトーンイメージです。
トーンをカラーと訳す方がいますが、トーンとはカラーとコンセプトから想起できる全てのことです。
例えば。
焼肉屋のホームページを作るとしましょう。
ウリは銘柄の黒毛和牛A5ランク。
この肉を家族利用として販売している店とします。
この場合、あなたならどんなトーンイメージでしょうか?
肉から想像できる、赤とか霜降り肉を想像するような白ですかね。
では、ホームページの内容充実度はどうでしょう。
接待利用ではないので、家族が利用しやすいようにセットメニューを打ち出しますか?
シンプルとワチャワチャ、どちらがお店のトーンにあってるでしょうか。
このような感じでお店のコンセプトを起点に、ホームページのトーンが決まります。
人間の色から感じるイメージは鋭いです。
飲食店には寒い感じのするブルー系をメインには使わないと思いますし、赤が多すぎると落ち着きのないイメージになります。
飲食店ほど、千差万別のトーンのある業界は無いと思います。
ということは、ホームページのトーン次第で、お客さんへの印象がガラッと変わるということになりませんか?
ホームページのメインカラーはコンセプトにあったものにしましょう。
飲食店ホームページは
ユーザーファーストであるべき
少しWEB関係を知っているなら、名前を聞いたことがあるでしょう。
ホームページやブログなど、すべてのコンテンツはユーザーファーストの概念があります。
ユーザーファーストとは、画面をみてるユーザーが見やすい、直感的に分かりやすい…など。
満足度を優先することを主軸にした考え方です。
飲食店のホームページを例に取ると。
ユーザーファーストはデザインやカラー、コンテンツがそれにあたります。
分かりづらいと思うので、もう少し具体的にいうと。
飲食店に高いホームページはいらないワケ
100万とかするホームページは必要ない、と言ってますが、なぜ私がそういうのかというと。
自分たちのデザインや伝えたいことが優先して作られているので、ユーザーファーストとかけ離れているからです。
フランスなど海外のホームページで流行っている、フラッシュプレイヤーや動画系などは、ユーザーファーストの面からみると最悪です。
理由は、電車など外で飲食店のホームページをみるとき、トップ画像の画像表示が遅すぎて表示されないからです。
しかも、タイプの古い1つ前のデバイスで見ようものなら、テキスト画面も表示されず、画面がでるまで相当の時間が掛かることがあります。
ただ、家や職場にあるWi-Fiを使ってみると、スグに表示されキレイだと思います。
よく考えてほしいのですが。
そんなホームページをお客さんは見たい、と思うでしょうか?
見ないどころか、ブラウザのバツボタンをスグに押されて、デバックされてしまうのです。
画像も同じですが、今はインフラ整備が進みテクノロジーを進化してるので、画像に関しては動画より表示速度が早いです。
それでも。
ローカルエリアにいくと、未だ新フラ整備が行き届いていないので、表示が遅くなります。
不特定多数に見られるであろう飲食店のホームページは、ユーザーファーストで有るべきなのです。
飲食店ホームページは100%スマホ対応
飲食店のホームページの多くは、外出時に見られる傾向にあります。
ということは、PCであなたの店のホームページを見るよりもスマートフォンで見てます。
だから、これからのホームページは100%スマホ表示にすべきです。
あまり大きな声ではいえないのですが、ホームページ作成にPC表示とスマホ表示があります。
じつは、別々のコードをつくり、スマホ使用時にはスマホ対応のホームページを表示させる機能があります。
アクセスの多いホームページにとって喜ばしい機能です。
100万とか高額のホームページは、この仕様になっていることが多いです。
がしかし。
飲食店のホームページに限っては、私は必要ないと思っています。
なぜなら、飲食店のホームページは多くてもアクセスが5分間に100アクセス〜多くても1000アクセスくらいです。
そのくらいであれば、こんな大金を使ってホームページをつくるメリットがないからです。
じつは。
上記のような仕様を作るには、2倍のコード入力作業が必要になり、その分の人件費や工賃などを支払う必要があるからです。
要らない機能を盛り込まれて、高額を支払うだけのホームページをまだ作りますか?
飲食店に最適な価格を抑えたHPとは
私は価格を抑えているレスポンシブデザインという機能を採用したHPをススメます。
レスポンシブデザインというのは、PC表示とスマホ表示を兼用する手法のことです。
ちなみにあなたが見ている、このブログHPもレスポンシブデザインで作られてます。
同じような表示に見えるかもしれませんが、手間とコストを削減できます。
コード(コンピュターの内部表現)の読み込みが早くなるので、SEO(検索エンジン最適化)にもよいとされています。
弊社で受注しているホームページはレスポンシブデザインを採用しているので、他社よりも使いやすく価格を抑えて運用が可能です。
まとめ
飲食店のホームページをキレイに表示するだけなら、高額なホームページは不要です。
私たちがホームページに対して、一番気を使わなければいけないのは、ユーザーファーストの考え方です。
動画などは読み手を意識した機能かもしれませんが、電車の中など外で見ることが多い、飲食店のホームページには必要ありません。
もし、Youtubeチャンネル運営を頑張って、店に繋げたいと思うなら、別のドメインでブログを運営するほうがいいです。
ホームページ制作会社を選ぶ時に、この記事の内容を思い出して参考にしてください。
あなたの頑張りを応援しています。