飲食店オーナー必見:グルメサイトだけでは不十分な理由
グルメサイトに対しての不安

・グルメサイトからの集客ができない
・有料プランにしたけど効果がない
・グルメサイトに変わるのはHP?

飲食店は数多く存在するグルメサイトを利用して集客を頑張っていると思いますが、結論を先にいうと、課金は必須ですが集客はできます。

ですが、コロナ後の世界にはいりグルメサイトの集客力が弱まっています。

なので、もっと集客力を強めて売上を伸ばそうと考えると、それだけでは足らないです。

グルメサイトだけに集客を頼ると、限界があることに気づいていますか?

こんにちは!スパイスハンド 小林です。

私の経歴を話すと飲食業界には30年以上携わっています。自身でお店も経営もしていました。その実績をもとに日本全国の中小個人で経営する飲食店のお手伝いをしております。

実績に関しては、別の記事を読んだ方がいいと思うので割愛しますが、あなたと同じ飲食業界に精通していて、個人経営の飲食店サポートができると思ってください。

実績をみたい方はどうぞ
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グルメサイトは活用の仕方で集客できますが、単体での効果は以前ほどではないです。最大の理由はユーザー自体が減っているためです。

お店を探しているお客さんの母数が減っていけば1店舗あたりの集客力は弱まっていきます。これは私の意見ですが、今後グルメサイト系は大きなテコ入れをしてきます。

その時のために備えるとともに、コレを機に公式HPを作成したどうでしょうか?という話をします。

この記事では、グルメサイトだけでは不十分な理由と、公式HPの重要性について飲食店オーナー向けに解説します。

そして、公式HPを合わせて活用することで、お店の魅力を最大限に引き出し、安定した集客を実現するための方法も紹介します。

飲食店の集客において、グルメサイトの利用だけではなく、公式HPの導入がいかに重要かを知ることで、集客力を飛躍的に向上させるヒントを得ることができます。

この先の記事では、具体的な方法や成功事例を交えながら、あなたのお店が一歩先を行くための秘訣をお伝えします。

店の集客力をアップさせるヒントを手に入れてください。

グルメサイトから集客できない、という前に
WEB集客の基本を抑えよう

グルメサイトだけで集客ができない、と思う前に、近年のWEB全体の動きや基本を知っておく必要があります。

WEB集客の基本について触れてみましょう。

WEB集客と聞くと難しく感じるかもしれませんが、ポイントを押さえればシンプルです。初めての方には、「どうしてグルメサイトだけでは不十分なのか」を、始める前に理解することが大切です。

WEB集客を成功させるためには、ターゲットを明確にすることから始めます。

どのようなお客さんに来てほしいのか、どんなニーズがあるのかをしっかりと考えることが必要なのです。

多くの飲食店がグルメサイトを利用して集客を行っていますが、実はそれだけでは不十分ですし、グルメサイトは飲食店にといっても便利ですが、あなたのお店の魅力を十分に伝えきれません。

これから、その理由について詳しく見ていきましょう。

なぜグルメサイトでは不十分なのか?

グルメサイトは便利な集客ツールですが、それだけに頼ると限界があります。初心者でも分かるように、その理由を詳しく解説していきます。

グルメサイトだけでは不十分な訳

競争の激化
グルメサイトには、たくさんのお店が掲載されています。お客さんがグルメサイトを利用する際、複数のお店を簡単に比較できます。

そのため、あなたのお店だけが特別目立つのはなかなか難しいのと、どんなに美味しい料理を提供していても、他の店舗に埋もれてしまうことが多いのです。

アルゴリズムの影響
グルメサイトの表示順位はアルゴリズムによって決まりますが、これが頻繁に変更されるのです。

その結果、昨日まで上位に表示されていたあなたのお店が突然。検索結果の下の方に表示されるようになることもあります。

アルゴリズムの変更は自分でコントロールできないため、安定した集客を保つのが難しくなります。

直接比較と価格競争
グルメサイトでは、お客さんが複数のお店を一度に比較するため、価格競争に巻き込まれるリスクが高まります。

価格だけで選ばれることも多く、結果として値引きやサービスの追加を迫られることが少なくありません。これは、飲食店経営にとって大きな負担です。

コストの負担
多くのグルメサイトは、掲載料や手数料を取って運営してます。お客さんが予約や注文をするたびに手数料が発生し、それが積み重なるとお店側は、かなりのコストになります。

特に小規模な飲食店にとって、このコストは無視できない負担となります。

限られた情報提供
グルメサイトでは、掲載できる情報が限られていることが多いです。写真やテキストの量が制約されているため、あなたのお店の魅力を十分に伝えきれない場合があります。

例えば、お店の雰囲気やこだわり、ストーリーを詳細に伝えることが難しくなります。

ここまで読めば分かると思いますが、グルメサイトだけに頼る集客は不十分で、お店の魅力を最大限に伝え、安定した集客を実現するためには、他の集客手段も併用しなければなりません。

SNSをつかうのもあり・・だが

グルメサイトだけでは集客力が足らないという話をしましたが、飲食店が他に考える手段として真っ先に浮かぶのはSNS集客です。

確かに、SNSを上手につかって集客に成功しているお店も多くあります。

だけど、それ以上にSNSを使っても集客へとつながっていないお店も多くあるんです。

もう一つSNSに対して誤解していることがあるのですが、SNSを少し運用したくらいでは成果にはつながりません。

SNSの概念としてアカウントを育てる、という考えがあります。

SNSをスタートした時はゼロのフォロワーからスタートしますが、どの飲食店でも積極的にSNSを使い情報を発信しているので、なかなかフォロワーは増えないんです。

一方でグルメサイトはどうかというと、Googleやヤフーの広告枠を積極的につかって意図的にサイトに人が集まるようにしてます。

なので、グルメサイトに見込み客が多く集り、そこから目当てのお店が見つかれば予約をしてくれるのですね。

冒頭でもいいましたが、グルメサイトは有料、無料があり、登録店舗からはかなりの不満が溜まっています。

そりゃそいうですよね、片方は集客コストを支払い、無料掲載店舗は何もしてないのに勝手に集客できるわけですから。

この辺りは今後、改訂の渦になるでしょう。

いずれにしてもグルメサイトとSNSでは集客の方法が異なり、グルメサイトは多くのお店から資金の提供をうけ、そのお金をつかい広告で集客してるってことです。

もうお分かりでしょうが、どちらが集客の即効性があるでしょうか?

自分のお店にあった方法で考えてみてください。

効果的なWEB集客のステップバイステップガイド

では、どうすれば効果的にWEB集客ができるのでしょうか。具体的なステップを初心者でも分かりやすく解説します。

ターゲットを明確にする

自分のお店がどのようなお客さんをターゲットにしているのかを明確にしましょう。

ターゲットを絞ることで、効果的な集客方法が見えてきます。

例えば、家族連れをターゲットにするなら、キッズメニューやファミリー向けのサービスをアピールします。

若いカップルなら、ロマンチックな雰囲気やデートに最適なメニューを強調が効果的でしょう。

サラリーマンなら、ランチのスピードやコスパの良さをアピールするといいですね。

このように、ターゲットを明確にすることで、それぞれに合ったアプローチができるようになります。

魅力的なコンテンツを作る

次に、お店の魅力を伝えるためのコンテンツを充実させます。

お客さんが「このお店に行ってみたい!」と思うようなコンテンツを作成しましょう。

料理の美味しさを伝える写真や、お店の雰囲気を伝える動画、スタッフの紹介などでコンテンツに付加価値をつけてください。

例えば、美味しそうな料理の写真をたくさん掲載したり、シェフのこだわりや料理への情熱を伝えるストーリーを載せたりすることで、お店の魅力をしっかりと伝えることができます。

検索エンジン対策(SEO)をする

WEB集客では、検索エンジンで上位に表示されることが非常に重要です。

検索エンジン対策(SEO)を行いましょう。

よく検索されるキーワードを記事やページに取り入れることが効果的と言われてます。

例えば、「美味しいパスタ 東京」や「デートにおすすめのレストラン」など、ターゲットとなるお客さんが検索しそうなキーワードを意識して使います。

また、ページのタイトルや見出し、メタタグにキーワードを含めることで、検索エンジンからの評価が上がり、上位に表示されやすくなります。

SNSを活用する

FacebookやInstagramなどのSNSを使って、お店の情報を発信しましょう。

SNSは、多くの人に情報を届けるための強力なツールです。

写真や動画を投稿することで、お客さんとの距離がぐっと縮まります。

例えば、新しいメニューの紹介やイベントの告知、お客さんからのコメントやレビューの紹介など、さまざまな情報を発信することで、お店の存在感を高めることができます。

SNSを通じてお客さんとのコミュニケーションを大切にし、リピーターを増やすことも可能です。

公式HPを持つ

WEB集客で何よりも大切なのが公式HPです。

公式HPは、あなたのお店の「顔」となり、信頼性を高めるために欠かせないツールで、メニューや店舗情報、営業時間、アクセス方法など、基本的な情報を詳しく掲載します。

また、ブログやニュースセクションを設けて、最新情報やキャンペーン情報を発信するとライバル店に負けない集客力となります。

公式HPを持つことで、グルメサイトでは実現できない自由なブランディングが可能となります。以上が、効果的なWEB集客のステップバイステップガイドです。

WEB集客の基本を押さえて、あなたのお店をもっと多くの人に知ってもらい、集客力をアップさせましょう。

グルメサイトをHP代わりに使う飲食店のリスク

グルメサイトを公式HPの代わりに使うことには、いろいろなリスクがあります。

便利だから、という理由で続けるのかどうかは、この後で判断してください。

グルメサイト依存のリスクと影響

グルメサイトは登録料もかかるので有効に活用したいと考える飲食店オーナーは多いですが、隠れたリスクがあります。

私の長年の経験で飲食店にとって、放置できないレベルのリスクを出してみました。

情報管理が制限される:

グルメサイトでは、掲載される写真の大きさや文章の内容に制約があり、自由に書けないことが多く、お店の魅力を十分に伝えることが難しいです。

例えば、料理の写真をたくさん掲載したくても、枚数が限られていたりサイト側が写真の掲載を拒否することもあります。

手数料の負担:
グルメサイトを利用して集客に繋げたいならば、手数料や登録料、月額使用料の課金は必須です。

例えば、月額使用料の他に、お客さんが予約するたびに手数料が発生し、それが積み重なると経営に大きな負担となります。このコストは、特に小規模な飲食店にとっては無視できない問題です。

アルゴリズムの影響:
グルメサイトの検索結果はアルゴリズムによって決まります。アルゴリズムが変更されると、急に検索順位が下がってしまうことがあります。

その結果、お店の露出が減り、安定した集客が難しくなります。

グルメサイトだけでHPがないとどうなるか?事例と影響

グルメサイトだけで公式HPがない場合、どういった影響があるのでしょうか。具体的に見ていきましょう。

信頼感の低下:
お客さんが「このお店ってどんな感じなんだろう?」とインターネットで検索したときに、公式HPがないと詳細な情報がわからず、不安になります。

逆に公式HPがあると、お店の雰囲気やメニュー、スタッフの情報などがわかりやすく掲載されているため、信頼感が高まります。

信頼感が低いと、お客さんの来店動機が弱まり集客に影響が出ます。

情報発信の遅れ:
公式HPがないと、メニューの更新やキャンペーン情報の発信が遅れがちになります。

グルメサイトでは情報の更新に時間がかかることがありますが、公式HPならすぐに最新情報を発信できます。

※登録料金が掛からないからといって、勝手に情報を抜き取り『グルメサイトまがい』のことをしてるサイトもあります。

お客さんにタイムリーな情報を届けることができ、リピーターを増やしやすくなります。

顧客とのコミュニケーション不足:

公式HPがないと、お客さんとのコミュニケーションが取りにくくなります。

公式HPがあれば、お問い合わせフォーム予約システムを設置することで、お客さんからの問い合わせに迅速に対応できます。

さらに、ブログやニュースセクションを設けることで、お店の最新情報を定期的に発信し、お客さんとの関係を強化することができます。

以上の理由から、グルメサイトだけに頼るのはリスクが伴います。

公式HPを持つことで、お店の魅力を最大限に伝え、グルメサイトのリスクを抑えて集客に繋げることができるでしょう。

公式HPのメリットとデメリット

飲食店が公式HPを持つことには、多くのメリットがあります。

ただし、デメリットも少しありますので、ここでそれぞれを見ていきましょう。

公式HPのメリット

自由なブランディング:
公式HPがあれば、自分のお店の個性やこだわりを存分にアピールできます。写真や文章も自由に掲載できるため、お店の魅力を最大限に伝えることができます。

例えば、シェフの紹介やお店の歴史、特別な料理のレシピなど、あなたのお店だけの情報を発信できます。

検索エンジン対策(SEO):
公式HPを持つことで、キーワードを工夫して検索エンジンでの表示順位を上げることができます。成功すると多くの新規客にアプローチできるようになります。

例えば、「美味しいラーメン 東京」といったキーワードをページ内に効果的に配置することで、検索結果の上位に表示されやすくなります。

直接のコミュニケーション:
最新情報やキャンペーンをタイムリーに発信できるため、お客さんとのコミュニケーションがスムーズになります。

例えば、新メニューの紹介や季節限定イベントの告知など、直接お客さんに伝えることができ、リピーターを増やす効果も期待できます。

予約システムの導入:

公式HPから直接予約ができるシステムを導入することで、利便性が向上し、予約数も増やせます。

例えば、お客さんが24時間いつでも予約できるようになれば、忙しい時間帯でも予約が取りやすくなります。しかも、手数料は掛かりません。

公式HPのデメリット

初期費用と維持費用:

公式HPの構築には初期費用がかかり、また維持管理にもコストが発生します。

例えば、プロのウェブデザイナーに依頼する場合、デザインや機能のカスタマイズに費用がかかります。

ドメインの取得やサーバーのレンタル費用も必要です。

運営管理の手間:

定期的な更新や管理が必要なため手間がかかります。

操作も覚えなければなりません。
※更新作業を自分でできない場合は別料金発生することもあります。

例えば、新しいメニューの追加やイベント情報の更新、お客さんからの問い合わせ対応など、日々の運営に時間と労力を要します。

ですが、長期的には大きな効果が得られることを考えると、十分に価値がある投資と言えます。

公式HPのメリットとデメリットを理解することで、自分のお店にとって最適な集客方法を見つけることができます。

公式HPを持つことで得られるメリットは多く、その価値は計り知れません。一方で、初期費用や運営管理の手間を考慮することも重要です。

公式HPを上手に活用することで、あなたのお店の魅力を最大限に引き出し集客へと繋げていきましょう。

グルメサイトと公式HPの連携方法

グルメサイトと公式HPを上手に連携させることで、集客力を高めることができます。ここでは、その具体的な方法を初心者にも分かりやすく解説します。

グルメサイトの活用法と公式HPの補完

相互リンク:
グルメサイトと公式HPの間で相互リンクを設定することで、双方のアクセスを増やすことができます。

例えば、グルメサイトの店舗ページに「もっと詳しく知りたい方は公式HPへ」というリンクを貼ると、興味を持ったお客さんが公式HPで詳細な情報を確認できるようになります。

逆に、公式HPからグルメサイトへのリンクを設置することで、グルメサイト経由での集客も強化できます。

情報の一元化:

グルメサイトには基本情報(住所、営業時間、電話番号など)を掲載し、詳細な情報は公式HPに集約します。

お客さんが必要な情報を、誤解のないようスムーズに得られるようになります。

例えば、メニューの詳細やシェフの紹介、店内の写真など、より深い情報は公式HPに載せることで、興味を持ったお客さんが公式HPにアクセスしてくれるようになります。

お客さんのレビューの活用:

グルメサイトに掲載されているお客さんのレビューを公式HPで紹介することで、信頼性を高めることができます。

例えば、「お客さんの声」として、グルメサイトの良いレビューを公式HPに転載することで、実際のお客さんの評価をリアルに伝えることができます。

公式HPに訪れた新規客も安心して来店しやすくなります。

公式HPで強化するポイント

ビジュアルコンテンツの充実:

魅力的な写真や動画を使うことで、視覚的にお客さんの心を引きつけます。

例えば、料理の美味しさを伝えるために、プロのカメラマンに撮影してもらった高品質な写真を掲載したり、店内の雰囲気を動画で紹介したりすることで、来店前にお店の魅力を感じてもらえます。

ブログやニュースセクションの活用:

定期的に最新情報やイベント告知を発信することで、お客さんとのつながりを強化します。

例えば、新メニューの紹介や季節ごとのイベント情報、スタッフの紹介など、ブログを通じてお店のストーリーやこだわりを伝えることができます。

特にブログで記事作成ができると、検索エンジン対策(SEO)と、記事コンテンツを読んだ見込み客がファンになることもあります。

あなたのお店のファンになれば、予約して来店してくれる確率が飛躍的に向上します。

予約システムの導入:

公式HPから直接予約ができるシステムを導入することで、利便性が向上し予約数も増やせます。

例えば、お客さんが24時間いつでも予約できるオンライン予約システムを導入することで、予約の手間を省けます。

まとめ

飲食店のWEB集客において、グルメサイトだけに依存するのはリスクが高いです。

グルメサイトは仕様もコロコロ代わり、ライバルが多く、競争も激しいので油断できません。

しかし、公式HPを活用することで、自由なブランディングやSEO対策、顧客との直接コミュニケーションが可能になります。

ベストはグルメサイトと公式HPを連携させ、相乗効果を生み出し集客の動線を繋げましょう。。

お店の魅力を存分に伝え、お客さんとのつながりを深めるために、公式HPの活用をぜひ検討してみてくださいね。