儲けたくても儲けられないのは何が原因なのか

これは経営者にとって
永遠のテーマではないでしょうか。

儲けるためにリスクをとって
あなたは何かしらの商売をしていると思います。

残念なことに多くの方は
自分の言葉でハッキリと

「儲けたいです!」

と言えないんです。

儲けたくないなら商売でなくて
ボランティアをすべきです。

始めから厳しい話をしてしまいましたが
今日の記事の話はあなたが経営者として
大事なことを話しています。

読み飛ばさず読んでください。

読み終わる頃には
一皮むけているかもしれませんよ。笑

儲けるためには売上と利益、どちらが大切なのか

私がコンサルト活動をしていて
一番聞かれることです。

「小林さん。売上をあげようとすると
利益が残らないですが」

「どちらを重視したほうがいいでしょうか?」

聞きたい気持ちはよく理解できます。

結論を先にいうと

利益の方が大事です。

儲けたいと思うならば売上よりも
利益です。

私が
「飲食店で儲けたいですか?」
と聞くと。

本人も分かっていないSDGsの話や
自分の商売に関係ない生産者の話を
したがる方がいます。

これから先の世の中を考えると
大事かもしれませんが、それはあなたが。

キチンと儲けられるかどうか

に掛かっています。

きっと本音では儲けたい、と思っているから
私の記事や他の情報を読み漁っていると思います。

商売をしている社長は誰一人として
『儲けたくない!』
とは思っていないでしょう。

当たり前です。

儲けるために商売をしてるのに
儲けられないなんて考えられません。

誤解してほしくないのですが
私は売上は大事ではない
とは言ってません。

売上は大事です。

ですが、利益のほうがもっと大切です。

売上から経費を支払い利益が残ります。

だから売上がないと
利益残らないことになります。

「こんなことは誰でも分かるよ」
と思っていても。

意識してコントロールできている
会社は思いの外少ないんです。

売上よりも利益だけど
売上から利益がでるということは
覚えておいたほうがいいです。

儲けるために売上の公式を理解する

儲けるために、
必ず覚えてほしい公式があります。

公式を完全に理解できていないと
儲けることができません。

ちなみに勉強熱心なあなたは
すでに知っていることかもしれません。

しかし。

知っていると実践しているでは
天と地ほどの差があることも
分かってください。

売上の公式は

売上=客数×客単価

で表せます。

売上を上げたいと思ったら
客単価を上げるか、客数を増やすか
このどちらしかありません。

さらに客数は新規客と既存客に
分けることができます。

安定した売上を望むなら
新規客よりも既存客獲得をしたほうが
いいでしょう。

これは現実の話なのですが
既存客だけだと客単価を上げづらいという
弊害もあります。

逆に新規客ばかりだと
売上のアップダウンが激しくなります。

お客さんが来店する時としない時
ありますよね。

小売とかですと、
新規取引先がよく買ってくれる時
新規が取れないで売上が上がらない時が
そうです。

ただ、傾向として新規客のほうが
単価を上げやすいです。

この辺はバランスが必要です。

いまは数字の上での話ですが
実際は立地扱う商品など
考えることは多いです。

それでも。

基本的な売上の公式は変わらないので
頭に入れておいてください。

それに、目標を売上にするのに
もう一つ大事な意図があります。

それは誰であっても判断ができることです。

売上は数字で表すのに対して
新商品開発は数字で表すことはできません。

統計をとって新商品の購買率などは
数字で分かりますが、スケールが小さすぎます。

対して
売上とは店、会社全体の売上を指しているので
働いているスタッフ誰でも関係があります。

自分に関係しているから
どのくらい会社や店に貢献できているのか
も数値化しやすいです。

対して、料理だけでは料理人には関係あるけど
ホールスタッフにはそれほどでもないからです。

覚えておきましょう。

目標の売上を掲げたほうがいいのか

結論を先にいいます。

目標の売上は必要です。

た・だ・し

条件があります。

目標売上を掲げるのは自分以外の
働いてくれている方のためです。

これも飲食店でよくある話なのですが
売上よりも新料理の開発を目標にしています。

新しい料理(商品)をドンドン考えても
目標の売上に到達しなければ
意味はありません。

料理に自信があるお店ほど陥りやすいです。

売上を作るのは料理やドリンクですが
そのまえに集客があります。

集客、店ならお客さんが来店して
なにか商品を注文してくれないと
売上にはならないですよね。

新商品開発も大事ですが
売上を重視するなら
既存の商品を

どうすれば
集客に繋げることが出来るのか?

を、考えたほうが良いです。

目標の売上をあなたが掲げたら
その売上に向かってどうすればいいのか?
スタッフ一丸となって取り組めます。

そのような意味でも
目標の売上は掲げたほうが良いです。

ちなみに。

経営者であるあなたは売上よりも
利益に注目するのはいうまでもありませんよね。

売上を上げるためにできること

売上を上げようと思ったら
どんなことがあるでしょうか?

前章で話した新商品の投入もそうですし
呼び込みやチラシもあります。

私が個別でコンサルをして
売上を段違いに伸ばす方に
ある共通点があります。

それは。

『売上を伸ばす手段が多い』
ことです。

お客さんが注文しないと
売上になりません。

ということは、少しでも多くの商品を
注文してもらえるようにする必要が
ありますよね。

それも間違っていないのですが
私の売上を伸ばす手段というのは
『販促方法』のことを指してます。

販促と聞いて必要以上に
尻込みしてしまう
中小店舗の方は多いです。

考えてみてください。

いくら良いと思える商品を
沢山おいても、肝心のお客さんを
集客できなければ売上には
なりませんよね。

もし。

この話を聞いて拒否反応をするようでは
会社の発展は望めないでしょう。

売上を上げるためにできることは
『集客方法を複数持つ』
正解です。

集客方法は無数にあります。

だから、ノウハウを教えても
必ず成功するとは限りません。

コンサル経験からすると
ノウハウにこだわり過ぎてしまい
結果に繋がらないようです。

これは大事なので
覚えておいてほしいのですが。

素晴らしいノウハウでも
自分の状況に合わなければ
成果はでない。

のです。

「それじゃ。ウチは困るんです。」
「どうしても売上を上げたいんです。」

という方は。

私に相談してみてください。

一人で悩んでいるよりも
相談したほうが良い結果がでるかもしれません。

それでは頑張ってください。