【中小・個人経営オーナー必見】メニューだけで飲食店の売上を伸ばす方法

コロナ禍を乗り越えて、業績回復できてますか?

中小・個人経営オーナーのお店の多くは、まだまだ売上が戻っていないようです。

そんな中、新たに大きな投資をして事業拡大といきますか?それどころじゃないと思います。

今は目の前の売上を少しでも上げて利益を確保したい、と思っているでしょう。

じつは、メニューだけで売上を伸ばす方法があるので、紹介しようと思います。

はじめに断っておくと、この方法は爆上げではありません。今の売上にプラス数%くらいです。

「なんだ、そんなもんか」と思っているなら、コロナ前の売上に大切なお店が戻ることはありません。

千道も一里からからというように、何事も少しづつでも売上につながることを行う方が、後々大きなリターンを手にできます。

メニューは飲食店の武器です。武器を磨いていつでも切れるようにするためにも、この記事は読んだ方がいいです。

では始めましょう!

メニュー構成をいじるだけで売上アップ

メニュー構成を少しだけいじるだけで売上アップするって知ってましたか?メニューはお店の商品が並んでいる陳列棚です。

ほんの少し横にヅラしたり、下に移動したり、見せ方を変えるだけで簡単に売上にすることができます。

中小・個人経営オーナーが、どうすればいいのか見てきましょう。

高利益メニューの強化

高利益メニューがあるならば強化しない手はありません。当たり前ですが、高利益メニューってのは、材料費が安くて利益率が高い料理のこと。

多くの飲食店は高利益メニューがあるのに、他店舗よりも安くメニューに載せてます。毎回、コンサルをしてて思いますが「もったいない」ですね。

どうやって強化するか見てみましょう。

安価な食材を使う:季節の野菜や地元産の食材を使うと、コストを抑えつつ美味しい料理が作れますね、野菜の切れ端や肉の切れ端を集めれば、料理次第ですが立派なメニューに載せる料理にすることができます。

安価な食材を仕入れて少しでも高く売る、これが商売の鉄則です。

調理時間を短くする:手間がかからない料理を増やすと、キッチンの効率が上がり、人件費も減らせますが、重要なのは別のことです。

調理時間の短いメニューを減らしたり増やしたりすると、増やした時はメニューの幅でて集客しやすくなったり、メニューを減らすとコスト削減が働き高利益にしやすくなります。

どっちも一長一短なので、メニュー構成は自分で決めてください。

人気メニューをアレンジ:既存の人気メニューを少しアレンジするだけで、新しいメニューとして提供できます。メニューのどの場所に置くかを構成を見ながら検討します。

オススメはやっぱり一番目につく場所ですね。お客さんは嫌でも目に入るので注文率のアップは間違いなしです。

季節限定メニューの導入のコツ

季節限定メニューはお客さんに、お店の新しさと挑戦を見てもらうためにいれましょう。ずっと変わらないメニューを作り続けることは素晴らしいですが、新しい味、風味がコレでは生まれません。

季節限定のメニューは新規客に対しても来店するキッカケになるし、リピーターにとっても店に来店しやすくなるなど、中小・個人経営オーナーにとってメリットだらけです。

季節の食材を使う:季節の新鮮な食材を使った料理を、メニューにいれるとお客さんに季節感を楽しんでもらえます。

例えば、夏は冷たい麺類やサラダ、冬は温かいスープや鍋料理が人気です。飲食店の魅力は何といっても季節感です。前向きにメニューを考案してくださいね。

限定メニューをプロモーション:せっかく考えたメニューも、知ってもらわなければ誰も食べてくれません。

季節限定メニューをSNSや店頭で積極的に宣伝しましょう。写真や動画を使って視覚的にアピールすると、多くのお客さんに興味を持ってもらえますよ。

短期間のメニュー:季節限定メニューは短期間だけにすると、お客さんに「今しか食べられない」という特別感があるので来店てくれます。

メニュー構成も短期間だけですよ!と説明すれば、「いいね。コレ食べてみようか」となりやすいので、売上にしやすいですね。

できれば、そのメニューが短期間なのかを解説してあげると、爆発的に注文が入るようになるのでオススメです。

看板メニューの開発でリピーターを増やす

あなたのお店に看板メニューはありますか?

もし、ハッキリと「あります!」と言えないなら、開発してください。看板メニューがあると飲食店の売上が変わります。

定番メニューの強化:お店の定番メニューを看板メニューとして強化してもいいです。

例えば、シェフの得意料理やお店のオリジナル料理を看板メニューにしてアピールしましょう。

その際にマニアックな料理にしないでください。料理人は自分の考えた料理が認められた気がしますが、ニーズがない料理をいくら美味しく作れたとしても、全く売れないメニューになります。

スタッフからの推薦:スタッフにおすすめメニューを聞かれることが多いので、全員が自信を持って推奨できるようにします。スタッフからの推薦があると、不思議とお客さんも安心して注文してくれます。

メニューにストーリーを持たせる:中小・個人経営オーナーが考えるメニューには、その料理にまつわるストーリーを加えると良いです。

例えば、シェフが長年研究して完成させたレシピや、特別な食材を使った料理など、そんなストーリーがあるとお客さんの興味を引きます。

看板メニューは店側だけではなく、お客さんのニーズを捉えていないと生み出すことはできません。独りよがりの看板メニューは辞めて、お客さんから支持されるメニューにしましょう。

健康志向のメニューを考えてみよう

近年、健康に気を使う方が急増してます。コロナ前から波はありましたがコロナで爆発的になり、そのあとも健康志向のお客さんは増え続けています。

私たち飲食店もそれらのブームに乗ることができれば、売上を伸ばすことに繋げることができますよね。みていきましょう。

健康意識の高いお客さんの獲得:健康に気を使うお客さんをターゲットにすることで、新しい客層を獲得できるのでメニューもその内容にしましょう。

ライバル店との差別化:健康志向のメニューにすることで、他の飲食店との差別化ができます。

健康志向のお客さんは、サラダバーやベジタリアンメニュー、グルテンフリーメニューなどが人気のようです。

野菜主体のメニューにすると健康と結びつきやすくなりますね。

メニューのデザインと見せ方でお客さんを引きつける

飲食店のメニューのデザインはバラバラですが、見せ方一つでお客さんにもう一品注文してもらうことが可能です。

もちろん。メニューデザイン次第で集客も変わりますが、メニューデザイン、構成で売上が変わることを知っておきましょう。

カテゴリー分け:メニューを前菜、主菜、デザートなどのカテゴリー別に分けて見やすくします。カテゴリー分けすることでお客さんは欲しいと思う料理を瞬時に見つけられるので注文数が目に見えて増加します。

店独自のカテゴリーで行って問題ありませんのでやってみましょう!

写真をいれる:メニューに料理写真を載せると、視覚的に訴えかけることができます。

ただし、料理写真は綺麗に撮影し、実物と一致させてください。そうでないと、お客さんからクレームにつながり、悪評を書かれる原因になりかねません。

フォントとカラー:読みやすいフォントと色を使い見やすくわかりやすくします。店内の明るさを考えて使う色、フォント、サイズを考えてください。

ちなみに赤色は暗いとよく見えないので注意してください。

見た目を重視したメニュー作成のポイント

メニュー作成をするとき、見た目を気にしてますか?もしかしたら。メニューの見た目が悪いから注文に至らないかもですね。

見た目は大事ですが、綺麗、センスいい、オシャレ感は人の感覚でかなり変わります。

私はシンプルメニュー作成を心がけています。派手なメニューは目のやり場に困ってしまい、売上が思うように上がらなかった経験がありそうしてます。

身近なクライアントにも徹底してもらい、売上を伸ばせたのでそのポイントをいくつか解説します。

目立たせる:おすすめメニューや新メニューは目立つ位置に配置し、特別な枠や色で強調しましょう。その際に載せるメニューの見た目はメチャクチャ気にしてください。

ショボイ画像なら載せない方いいくらい、大事なので奇跡の一枚を載せる気持ちでやってください。

シンプルなデザイン:メニューが複雑すぎるとお客さんが迷います。シンプルで直感的なデザインを心がけましょう。

あえて、目が止まるように仕向ける方法もありますが、基本はシンプルなデザインが良いですね。

視線の誘導:人間の視線は左上から右下に流れることが多いです。この視線の動きを意識して、目立たせたいメニューを配置しましょう。

絶対に入れた方がいいデジタルメニュー

中小、個人飲食店ほどデジタルメニューを入れた方がいいです。初期投資は掛かりますが、リターンを考えたらやらない手はありません。

・印刷する必要がないので経済的
・更新も場所にとらわれずに行える
・デジタルの画像は綺麗に見える

ここでは紹介しきれないくらいメリットだらけです。やってみましょう。

QRコードの活用:テーブルにQRコードを設置し、お客さんがスマホでメニューを閲覧できるようにします。

これで紙のメニューを省略でき、コロナ後に気にされているお客さんに対し衛生面でも安心です。

タブレットメニュー:タブレット端末を導入し、お客さんが簡単に注文できるようにします。タブレットメニューは視覚的に分かりやすく、操作も簡単ですがコストが掛かるのが難点ですね。

メニュー更新も業者に頼む必要があるので、その辺りを天秤にかけて検討するといいかもしれません。

ウェブサイトやアプリの活用:お店のウェブサイトや専用アプリを使って、メニューをデジタル化します。オンラインでメニューを確認し、予約や注文ができるようにすることで、お客さんの利便性が向上します。

この方法をとると、サービスマンが不要になるほど売上が変わります。あなたのお店がどちらか知りませんが。選択肢の一つに入れた方がいいです。

オンライン注文システムの選び方と運用ポイント

メニュー以外もオンライン注文システムにすることで、売上を増やせます。「オンラインよりもサービスの方が大事だ!」という意見があることはよく知ってます。

現実的になってください。

オンラインシステムを使ってお客さんをシームレスに、お会計までできるように繋げられたら、あなたは他の業務を行えませんか?

営業終わりのレジ金合わせも要らず、データ化されてるので必要な情報をみて対策を練ることができますよね。

参考にして考えてみてください。

使いやすさ:お客さんが簡単にメニューを注文できるシステムを選びます。直感的な操作ができるインターフェースにすることでメニューから注文までスムーズになります。

多様な支払い方法:せっかく導入うするならば、クレジットカード、電子マネーなど、多様な支払い方法に対応しているシステムを選びましょう。

ベストはそれらが店側が行わず、お客さんに会計処理を行ってもらうことです。

コロナ後の支払い周りの進化には目を見張るものがあります。導入できたら大きな戦力になるでしょう。

データの活用:オンライン注文システムを使って集めたデータを活用し、お客さんのニーズを知ることができます。

データを集計して新メニューの開発に役立ててみるといいかもしれません。

まとめ

メニューだけで飲食店の売上を伸ばすためには、メニュー構成の見直しや季節限定メニューの導入、看板メニューの開発、健康志向のメニュー提供、視覚効果を利用したメニュー作成、お客さんの声を反映させたメニュー改良、デジタルメニューとオンライン注文の導入が重要です。

忙しい中小・個人経営オーナーにとって、一度にすべては難しいかもしれませんが、メチャクチャ効果があるのでやってみる価値あり!です。

とくに看板メニューの開発は全力で取り組み、ライバル店との差別化にするといいでしょう。

「もっと詳しく知りたい!」と思った方は、有料記事でさらに深掘りした戦略や具体的な実践方法をご紹介しています。

質問や相談があれば、いつでもコメントしてくださいね。

一緒に頑張りましょう!