ホームページを一度作り、集客できずに懲りてしまい『いらない!』と思う飲食店は多いです。
WEBでの集客や情報発信が大事とされている今。ホームページはいらない!と思うのは早計です。
冷たい言い方をすると、始めに依頼したHP制作会社を見誤ってます。
店にも期限があるのと同じで、ホームページにも期限に使いモノがあります。
どんなモノかというと、作成したての頃のフレッシュさがないため、集客力、注目度、影響力が低下します。
飲食店の出店を思い出してみると、想像できるでしょう。
作りたての時は新しい店も2年・3年と月日が過ぎると、今までは存在しないライバルが多く出現してます。
新しいモノ好きな日本人の目を引かないと『店を盛り返せない』のを知っているのでリニューアルをすると思います。
ホームページも似たようなことなのです。
詳しくはこの先で解説するので、今はホームページいらない!と言わずに最後まで読んでみてください。
このページでは
飲食店のHP(ホームページ)にリニューアルは必要か?
について解説をします。
飲食店HPで集客メインなら4年で更新
飲食店HPで集客メインに使っているならば、4年毎に更新が必要です。
なぜ、更新が必要なのかと言うと、WEB集客はドンドン新しいサイトや手法が生まれてきます。
とくに最新の集客手法はHPとシナジー効果が高く、受け皿として機能させたいなら内部情報やデザインなどの更新が必要です。
眼の前で見てる画面上は人間がみてますが、ウラではコードと呼ばれる専用のコンピューター言語を使い命令出しています。
新しい集客方法の多くは、ユーザーにとって便利で使いやすく簡単に情報をみれるようになります。
想像してほしいのですが。
昔、大流行したミクシーですが、一部のファンは未だに使ってますがユーザーの多くは、Facebookに流れてしまってます。
Facebookからインスタグラム…Youtube…TikTok
多くの方は新しいサービスに移行してませんか?
話をもどすと、飲食店は人気商売です。
地元のお客さん、常連のお客さん、今度行こうと思ってるお客さん…。
多くのお客さんから注目をあつめ、来店してもらわないと潰れてしまいます。
情報の更新はとても大事ですし、見た目の更新も同じ用に大事な作業なのです。
ホームページいらない!と思って、何も情報を出してないと既存客にも忘れられます。
忘れられないためにも、ホームページの存在は大きいといえます。
飲食店HPをなぜリューアルが必要なのか?
飲食店HPは更新が必要……。つまりリニューアルが必要という話をしました。
理由は、新しくリニューアルしないと、新サービスが出た時のシナジー効果が得られないからです。
それを嫌がり、昔、作成したホームページで集客しようと頑張る方がいますが、悪いことはいいません。
コストはそれほど掛からないので、新しいホームページをいれましょう。
前章でも解説しましたが、店も長年同じ内装とメニュー内容では既存客だけしか来なくなります。
既存客が変わらず来店すればいいですが、引っ越し、出産、移動、忘れるなどが原因となり、数が減っていきます。
いくら店側が頑張っても世の中はそういうモノなのです。
良かった頃の売上に戻したいと考え、リニューアルをして再起を図ろうとします。
ホームページも同じなのです。
「店と比べると、リニューアルまでの期間が短いんじゃないの?」
「また嘘をついて騙そうとしてるんじゃないのか?」
こんな声が聞こえてきそうなので、先に答えておきます。
WEBの世界では他の業界と比べ、技術革新のスピードが早く7倍のスピードで進むと言われてます。
なので、4年でリューアルをするのは誇張ではなく、開発のスピードについていけなくなると、表示されなかったり対象外になる可能性があるのです。
リアルな世界では考えられないですが、WEBの世界では普通にあります。
2つ目の
「また嘘をついて騙そうとしてるんじゃないのか?」
という内容に答えます。
冒頭でも軽く触れましたが、
初めてホームページ作成を依頼し、た会社の選択を完全に間違っています。
理由については、他のブログ記事でも説明してるの読めば分かると思いますが、4年リニューアルを見据え高価過ぎるホームページはつくらないことです。
100万するホームページ
40万のホームページ
実はあまり違いがありません。WEB系の技術革新がものすごいので、ほとんど差がないのです。
SEOはどうか、というと別の話になるのですが、超簡単に説明しますが、ホームページを作ったくらいではSEO効果は変わりません。
SEO(検索エンジン最適化)を本気で取り組むとなると、別の知識が必要ですし大企業が行っているHPをSEOで表示させようとすると、少なくても数千万の資金が必要になります。
正直言って、飲食店でSEO関連の数千万の投資をしても意味はありません。
ということは、バカ高いホームページを作るメリットは少ないといえるでしょう。
飲食店HPが古いとどうなるか?
まだ理解できないと思うので、比較として飲食店のHPが古いままでは、どうなるのか?を解説します。
この先を読めば納得するでしょう。
サイトの内部構成が古く、表示が遅くなる
いくらバカ高いHPを作成しても、4年経つと古いHPになります。
私たち人間の目から見ても分かりませんが、HPを動かしているコードや、画像を圧縮して送信する機能、情報をユーザーに送信する情報の圧縮など。
上げればキリがないほど内部構造の変化があります。
内部構造が古いとどうなるでしょう。
一番問題なのは表示速度の低下です。いくら通信速度の早いサーバーを使っていても、内部構造が古いままだと、サーバーとのシナジー効果が発揮できません。
飲食店のHP特徴は、画像の多さや画像の解像度があります。
知っての通り、画像は通信するのにデータ量が多いです。古いままだと画像処理に時間が掛かるので表示が遅くなります。
ホームページのトレンドの変化
ホームページのデザインも数年で変化します。
数年前は飲食店HPは2カラムというスタイルが主流でした。
2カラムはあなたが見てる、このブログが2カラムというスタイルです。
PCで見ると分かりますが、メイン記事の脇にサイドバーと呼ばれるコンテンツメニューが並んでます。
ユーザーは見たいページに直感的に移動できるので、使いやすい機能です。
ブログでは2カラムが主流ですが、飲食店のHPではあまり使わなくなってきてます。
理由はスマートフォンです。
飲食店HPをみるお客さんの多くはスマートフォンです。
2カラムにしたのでは、見えずらく多くの情報を必要としない店も多いことから、1カラムと呼ばれるサイバーのないスタイルに変わってきてます。
弊社でも下位プランはワンカラムです。
情報が限られている店は十分だと思います。
短期間でトレンドが変化するのでリニューアルは必要なのです。
新しいお客さんの獲得に必要
古いHPを使っていると、新しいお客さんにとって他の店舗ページと比べた時に見劣りします。
画像の解像度はいいかもしれませんが、新しい飲食店はあなたが制作した仕様よりも最新のモノをつかっています。
ユーザーファーストの面でも、新しい方が優れているのは言うまでもありません。
見劣りすることは失客を意味してます。
飲食店HPをリニューアルする注意点
飲食店HPのリニューアルするワケは理解できたでしょう。
リニューアルならどこに頼んでも同じではありません。
できれば、以前に集客していたパワーを引き継ぎたいものです。
そこでリニューアルする上での注意点を説明することにしました。
ドメインを引き継いで更新
一番気をつけて欲しいことは、リニューアルする際。
今まで使っていたドメインと同じドメインを使ってください。
新しくHPを作るから製作会社を変えたい気持ちから、新しいドメインを使おうとする方がいます。
悪いことはいいません。
同じドメインでの運用を強くススメます。
理由は、数年間HPを運用していたドメインパワーにあります。
Googleのアリゴリズムの仕様で、新しいドメインよりも長く運用しているドメインの方を優遇する傾向にあります。
詳しい話は専門的なので省きますが、簡単に説明すると4年間運用していれば、そのドメインはGoogleには『〇〇を提供している飲食店のドメイン』と認識されてます。
きっと運用していた時は、他のサービスサイトからリンクを貰ったり、自店舗からもリンクを飛ばしていたでしょう。
多分…。
飲食店ならば、Googleからペナルティーを貰うことはしてない、と思います。
WEBの世界ではGoogleの評価がサイトの価値になります。
赤点がついてない飲食店のドメインは、評価が悪くないドメインなのです。
リニューアルをするなら、同じドメインを使ったほうが、ゼロベースから作るよりGoogleからの評価が良いのは分かりますよね。
制作会社を変えると移管の費用が発生しましが、ドメインがあなたのモノであれば、新しい制作会社に掛け合えば同ドメインでリニューアルできます。
弊社も移管をしているので、まずはお問い合わせください。
参考にしてリニューアルしてください。
ガラッと変えてはいけない
リニューアルで気を付けないとヤバいことがあります。
前のホームページのイメージから一心したいと、トーンをガラッと変える店があります。
悪いことは言いません。
止めたほうがいいですね。
新規客は新しいトーンのページをみて来店するかもしれません。
が、しかし。
既存顧客や前に来店しているお客さんは、店に一度足を運んだか分からなくなってしまいます。
せっかくリニューアルするなら、既存客に新規客をプラスにしたいと思います。
コンセプトは練り直しても大丈夫ですが、以前からのホームページで想起されてるトーンは変えないでください。
でないと、失客してしまい、ゼロからお客さんの獲得を頑張らなければなりません。
リニューアルするのはいいですが、正しい知識をもって取り組んでください。
まとめ
この記事ではホームページのリニューアルの話を解説しました。
多額のホームページを初期投資しても、結局はリニューアルすることになります。
それならば、初期投資を抑えて次のリニューアルに備えつつ営業を続けたほうが賢明です。
最後に一つ苦言をいいますが、ホームページ作成を大きく掲げている会社は辞めたほうがいいです。
高確率で騙されます。彼らは高額のホームページを作ることが目的なので、そこからの集客は期待できません。
一度、こういう悪徳ホームページ会社に騙されてしまうと、「ホームページはいらない!」と極端な考えになるものです。
正しい知識と付き合う会社を選べば、HPからの集客方法などをシェアしてくれます。
このブログでも、頑張っている飲食店を応援するつもりで情報をシェアしてます。
頑張って下さい。応援しています。