こんにちはスパイスハンドです。
店の売上が下がってくると、普段は気にしないが様々なことが気になってきます。
例えば
料理の味がどうとか、スタッフの対応がどうとか、立地に問題があるとか…。
コレらも一つの原因かもしれません.
私が飲食店の経営を13年間やってきて思うのは、原因の半分以上は情報の弱さ(販促)なんですよね。
今は情報社会と言われています.
本当にその通りで、お客さんは毎回、膨大な情報の中から“この店でいいかどうか”を決めています。
今日行く店を選ぶ時間なんて、長くても2〜3分で決めています。
この短い時間の中で、来店の判断がついてしまうんです。
問題はココで振るいにかけられている店が多すぎることです。
特にいまは、情報発信が当たり前になってきています。
少しだけホームページ作りました。
インスタ更新してます、くらいでは、ぶっちゃけ集客にはつながりません。
そこでこの記事では
飲食店の売上が落ちる原因は情報だった
という話をします。
お客さんが必ず店探しでみる情報はどこ?
一昔前までは新規で店を探すときにみるのはグルメサイトなんて時代もありましたが、
いまはたくさんの情報があるので、グルメサイトだけで完結する方が少なくなりました。
とくに食べログの口コミは世間を騒がさせたような、怪しい口コミが横行していているので、本気で店を探しているお客さんはつかいません。
代わりにインスタで検索する人が増えました。
が、それも情報が多すぎインフルエンサーの巣窟のなっているので、見ない人がふえています。
今はなにをみて店探しに役立てているのかというと、グーグル・マップです。
ココで判断される割合が、昔より圧倒的に増えています。
なので、グルメサイト、インスタ、公式HPでの情報も大事なのですが、
グーグルの口コミをみて判断するので、料理を食べてもらう前に終わっている‥
これが現実なんです。
写真が古い
料理が美味しそうだが全体が暗い
外観がぼやけている
紹介文が雑
誰に向けているのか分からない
口コミに返信していない
★3.5で止まっているのに放置している。
⋯など
こういう店が実に多いことに驚きます。
店が忙しく他にやることが多いのも分かります。
・人手が足りない。
・仕込みに追われる。
・夜はヘトヘトでSNSどころじゃない。
私も店をやっていた頃は、正直まったく手が回らなかった月が何度もありました。
でも、売上は待ってくれないんですよね。
毎日、候補店として検索されているのに、“入り口の見え方”が弱いだけで、予約候補から外されてる…。
この事実に本人だけは気づいていないんです。
料理を頑張ってアピールすることも大事ですが、その前に見られている場所の整備のほうが何十倍も大事なんです。
グーグルの口コミは辛辣に書いてくる方もいますが、リアルな声が多いです。
私の店も、写真と紹介文と口コミ返信を見直しただけで
予約の入り方が変わりました。
料理の内容はまったく変えていないのに、です。
MEOと言うと難しそうに感じるかもしれませんが、実際はそんなことないんです。
特別な技術は必要ない。
飲食店が本来持っている良さを“ちゃんと伝わる形”に整えるだけです。
小さな店ほど、この見直しが売上に直結します。
広告より早く効果が出ることもあるのでオススメです。
一度、あなたの店のグーグルマップをよく見てみてください。
・料理の良さが伝わっているか
・誰に向けた店かわかるか
・行ってみたいと思われる写真になっているか(綺麗だけではない)
口コミ、点数が悪くないなら、必ず改善できる部分が残っています。
飲食店の売上を継続していくには、こういう積み重ねが必要なんです。
ぶっちゃけ地味な作業です。
でもね、ココに売上の原石が眠っていると思えば改善しませんかね。
あなたの頑張りを応援しています。
