スパイスハンド小林です、
店の売上が苦しくなると
真っ先に考えるのが新メニューです。
「これで流れが変わるかもしれない」
「これが当たれば持ち直すかもしれない」
そう思いたくなる気持ち
痛いほどよくわかります。
でも。
あなたのために嫌われる覚悟で
ハッキリいいます。
新メニューで救われた店を
私は見たことがないです。
なぜでしょうか。
じつは新メニューは
売上を増やす行為に見えてますが
本当は負担を増やす行為なんです。
・仕込みが増えて
・オペレーションが難しくなる
・原価管理が複雑になる
・在庫リスクになる
・教育コストが増える
きっと。
頭では分かっているハズです。
それでもやってしまう。
なぜなら、
「何かやっている感」
があるからです。
同時に
こういう状態の店が多い。
人が足りない
時間も足りない
お金も足りない
この状態で
やることだけを増やす。
冷静に考えれば
良くなる要素は
一つもありません。
お客さんに言われて
新メニューをいれてみるが・・

私も、お客さんに言われて同じことをやりました。
ある時、常連に
「新しいメニューはないの?」
と言われたことがあります。
その一言が頭に残り
新しいメニューを考えました。
売上を増やそう。
流れを変えよう。
そう思ってね。
結果はどうなったかというと。
新メニューを出した月には
その常連さんは来ませんでした。
残ったのは材料費の支払いと在庫
売らなきゃヤバいという焦りです。
売らなきゃいけない。
ムダにはできない。
そうやって、余計なプレッシャーを
自分で増やしただけでした。
しかも。多くの店は。
新メニューを出す前に
大事なことを見ていません。
このメニューは
いくら利益を残しているのか?
それを一ミリも考えないで
新しいものを増やしてしまう…
商売人として
それでいいはずがありません。
新メニューを増やして
新しいお客さん、常連さんからの注文があり
「この料理おいしいね」
と言われたい気持ちを
経営者であるあなたはグッと堪えて
売れる料理だけで商売をすべきです。
そういうと。
「小林さん、
それじゃつまらないですよ」
という反論する方がいます。
私に言わせてもらえば
その言葉が出てくる時点で
商売人ではありません。
面白いか、つまらないか
で仕事を判断してる時点で
経営者失格です。
それはスタッフの思考です。
あなたは商売として
飲食店を経営してます。
飲食店にとって
メニューは商品。
その商品に面白いかどうかを
持ち込むのはナンセンスですよ。
私のメルマガで
アンケートをとっていますが
一番多いのが
『利益にならないメニューを
増やしすぎている』
という答えです。
新メニューで
救われた店はありません。
救われた店は
引き算ができた店です。
メニューの数を増やしすぎている店は
考えてみてください。
