売上が少ないと原因を“勘”で片付けるワケ

スパイスハンド小林です、

店がガラガラで売上が伸びない日。

多くの店が、こんなふうに考えます。

「今日はたまたまダメだったな」
「天気も悪いし仕方ない」
「この時期は毎年ヒマだしな」

たしかに、事実かもしれません。
でも私から見ると、

それはすべて。

勘で片付けているだけです。

飲食店の売上は、
客数、客単価、回転数。

すべて数字で表されています。

それなのに売上が落ちた瞬間だけ、
なぜか感情で処理してしまう。

気持ちは分かります。

先行きを考えると不安になるし
考えたくなくもなります。

ですが、店を持った時点で
あなたは「職人」ではありません。

経営者です。

経営で一番やってはいけないのが、
「理由を特定しないこと」です。

勘が悪いと
言っているわけではありません。

長年現場に立ってきたあなたの勘は、
むしろ優れているはずです。

ただし、それは
判断の最後に使うものです。

勘で片付けるクセがあると
店の業績はあがっていきません。

ガラガラの日に
本当に起きているのは。

“集客できていない”こと
ではないです。

それよりも、

・来店はあるが単価が落ちている
・客層が変わっている
・来店頻度が減っている

…など

こうした変化です。

これは感覚では分かりません。

数字と事実を並べないと
見えてきません。

それでも多くの店は

「今日は忙しかったらよかった」

「先日、来店したお客さん
また来てくれた」

と、楽観的に考えます。

今日は入った、明日はガラガラ。

一喜一憂しているだけで、
原因にはまったく近づいていません。

売上が少ないと感じるとこう考えてしまう

私は100店舗以上みてきて
いつも思うことがあります。

売上が戻らない店ほど
原因がみえていません。

知りたくないのかと
不思議になるほどです。

たとえば原因の一つが
「集客」だったとしましょう。

新規のお客さんに
知ってもらうことがゴールです。

なのに。

無料のSNSを毎日投稿するだけで
解決しようとしています。

間違っているとは言いません。

ですが、

無料で集客している時点で、
ライバル店の方が目立っています。

ライバル店は課題が分かれば
資金を投入し不足分を補います。

だから。

同じ課題であっても
あなたとの差がハッキリでます。

商売の世界は過酷です。

特に飲食店はライバルが多く、
判断をミスれば赤字に転落します。

それが事実なのに。

勘に頼るから
原因を特定できないんです。

この例で言うと原因は3つ。

1:無料で集客をしようとしてる事

理由:無料はライバルが多く、
結果が出るまで時間がかかる。

その間にライバルが
あなたの客を奪っていく。

2:原因を勘で探そうとすること

理由:原因は感覚ではなく、
数字でしか表せないからです。

3:集客手段が少なすぎること

理由:原因が分かっているのに、
一つの方法、それも無料だけで
行うのは最悪の選択だからです。

原因が分かっているのに、
勘で判断すれば、
成功から離れていきます。

怖くないですか?

私は店を経営していて
数字で出すことの大事さを痛感し。

それ以降は必ず
数字でだしてから決めています。

売上が戻っていない、伸びない原因

あなたの店は特定できていますか?

自分で探すのも一つですが、
ここでチェックすることもできます。

原因をチェックする:
https://gourmet-consul.com/lp/oput3/