商売のやり方を学ぶ、隠された意味

こんにちは
スパイスハンド小林です、

学生時代。

私は勉強が大嫌いでした。

唯一。

成績が良かったのは社会科です。

特に歴史系は自分が大好きって
言うこともあり10点評価中で9〜10
は必ず貰っていました。

一般的に必要な科目とされる
国語、数学、英語は
目も当てられないくらい…

悲惨です。

とくに数学は10段階評価で
常に2〜3の評価でした。

英語は覚えればいいだけのモノが
多いから平均くらい点数はあった
と思います。

そんな私が店を開業をして
数字に関して猛勉強をして。

銀行が店の決算書を見たら。

「ぜひ借りてください!」
と言われるくらいの好成績を
キープし続けています。

商売のやり方を
隠れて勉強した甲斐がありました。

私は人から強要されてやることが
極端に嫌いです。

早く商売を成功させる上の立場になりたい

雇われて料理修行をしていた時も
早く上になって

「人に指示出す立場になりたい」

と思っていました。

だから、

比較的に短い期間で料理長まで
昇進しています。

なぜ。

あんなに勉強嫌いだった私が
人に指示を出すタイトルを
貰うことができたのかというと…

同僚や少し年上の先輩よりも
たくさん仕事をしたからです。

こんな話をすると

「そんな事分かってるよ!」

と怒られそうですが、

自分の店を守りたい
あなたにとって大事なことです。

あなたに嫌われる覚悟で話します。

この記事を読んでいるあなたなら。

私が楽な人生を
歩んできたわけではないことは
何となく伝わっていると思います。

とくに料理修行の下っ端のときは
先輩や上司から『殴る蹴る』なんて
当たり前です。

学生時代は部活をやって県大会に
出場するくらい猛特訓に耐えてきたり

悪い友人たちと悪さばかりしていた
ので“根性”だけはあります。

だから周りの同僚がバタバタ仕事を
ヤメていく環境でも私は平気でした。

いまの時代。

私のような人材がいたら
どこのお店でも重宝されるでしょう。

でもね。

時代が違っても根性ある人材は
いつの時もいるものです。

私がこんな性格だから
先輩や上司に可愛がられました。

商売をする前に心に残っている座右の銘

当時。

私が尊敬している上司から
言われた言葉がずっと胸に
突き刺さってます。

その一言がなかったら店は
やってないと思います。

数十年経った今でも『座右の銘』
のように大事にしています。

誰しも影響力を受けた人の言葉は
ずっと心に残っているものだと
思うんです。

あんなに勉強ができず悪さばかり
してた私がここまでこれたのは
あの言葉が有ったからだと思います。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
自分が頑張っていると思っても
同じように周りも頑張っている

追い抜きたければ
周りの5倍は努力をしなさい
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

と、当時65歳過ぎている上司に
アドバイスされた言葉です。

少し彼の説明すると。

名前は仮に浦野さんといいます。

浦野さんはヨーロッパまで行く
飛行機がない時代。

どうしてもヨーロッパの料理を
肌で学びたくてシベリア鉄道を使い
スイスを中心に20年以上にわたり
住んでいた方です。

便利な今の時代では
想像しづらいのですが…

例えば

日本→パリ

までの直行便が浦野さんが
若いときはありませんでした。

数年後には直行便が開通された
ようです。

片道30万円と
超高額だったそうです。

(当時は片道ごとの航空チケットが
主流でした)

彼はカネがないから日本から
ロシアのウラジオストクに入ります。

そしてユーラシア大陸を横断する
シベリア鉄道を使うしか現地までいく
手段がなかったのです。

滞在していた国はスイス、フランス
ドイツ、ベルギー、ルクセンブルグ

・・・など

西ヨーロッパ諸国を殆ど網羅してます。

腕一本でヨーロッパ諸国を料理を
作りながら歩き渡るわけですから。

当然。

腕も一流でなければなりません。

言語も同じです。

きっとぬるま湯に浸かっている
私なんかが想像がつかない
努力を重ねて生き残ったんだと
思います。

そんな彼に『的をつかれた』
温かい言葉を貰ったんです。

「人に使われるよりも
人を使える立場になりたい」

そのためには
何をすればいいのか?

と考えるようになります。

学生時代。

あんなに苦手だった数学(算数)も
商売に必要なレベルまで猛勉強を
したり。

料理に関しても誰よりも朝早くに
出勤して少しでも吸収しようと
しました。

もし、あなたも。

今やこの先の人生で
つまづく事があったら

何をすべきかを見つけ
ガムシャラに猛勉強してみると
いいかもしれません。

私が色んな人に料理だけでなく
商売も教えている中で残念だな
と思うことがあります。

“最初から成功や失敗に
こだわり過ぎている”

ことです。

海外に渡って料理修行をした時
店の経営が上手くいかなかった時

始めから成功や失敗のことを
気にしていたら怖くなって
何も動けなかったと思います。

自分が達成したいこと
目標があったから誰よりも
猛勉強をしたんだと思います。

この記事を読んでいるあなたが今
どんな状況なのかは分かりません。

でもね。

この記事をココまで読んでいる時点で。

今の現状から抜け出して
将来的に自分の世界観で
豊かな人生を過ごしたい‥

と思って読んでいると感じています。

あなたが前向きに人生を生きようと
頑張っている姿が目に浮かびます。

だから。

私たちは前のめりに
前進をしていきましょう。

最初から成功か失敗かを考える前に、
まず「やり切る覚悟」を決めてください。

ご報告をお待ちしてます。