赤字の店

スパイスハンド小林です、

飲食店は油断すると
すぐに赤字になりやすいです。

だから。

経営のヤリ方を考えないと
3年もたないんです。

私の店があった都内中心は
新しい店がガンガンできます。

でも。

3年後には8割がいなくなります。

7年後には1割もいません。

ローカルエリアに店をだしていると
想像できないかもしれませんが。

ライバルが多すぎて
生存競争が激しいんです。

でもなかには10年以上
店を維持してる方もいます。

なぜ、生存競争が厳しいエリアで
赤字にならずに経営できるのでしょう。

私はある共通点をみつけて
それを実践して13年間やってました。

赤字から抜け出す店の共通点

赤字から抜け出す店の共通点とは。

・リピーターが多いこと。
・他の店にはない独自性があること。
・人件費を抑えていること。

この3つです。

一つずつ説明します。

1:リピーターが多いこと

多くの飲食店は新規のお客さんに
できるだけ来店してもらおうとします。

新規集客を行うことで店が目立ち。

なにかと話題にしやすいので
新規に力をいれます。

これは都内、府内など
大きな都市の店が多いです。

ですが、長く続けている店は
リピーターが必ずいます。

リピーターが新規客を連れてきて
連れてこられたお客さんが
紹介してくれる。

こうして、
店のファンが増えていきます。

どのエリアも共通ですが。

店のファンの数を増やさないと
安定的に黒字にはできません。

2:他の店にはない独自性がある

コレもよく言われてますが
多くの方が勘違いしています。

料理だけで独自性を
作ろうとしてることです。

料理も独自性の一部かも
しれません。

ですが。

簡単にマネされるので
独自性がなくなっていきます。

本当の独自性とはライバル店が
簡単にはマネできないことです。

例えば

店主のキャラを売っていく
などです。

3:人件費を抑えていること

この話をすると
頭を抱える方多いです。

スタッフの確保が難しい上
人件費を抑えることが
相反してるからです。

色々なパターンがあるので
一言ではいえませんが。

飲食店にとって
人件費があがっているので
スタッフ確保が難しいでしょう。

こんな時代ですが。

意外にも高くない人件費で
やってくれる人もいるんですよ。

・その人、仕事できないでしょう
・年齢も若くないんじゃない
・経験も少ないのでは…
…など

こんな声が聞こえるので
先に答えます。

厳しいようですが
その考えでは人材は集まりません。

とくに若い人はきません。

あなたの考え方を変えないと
赤字のままですよ。

「そんなことはない」
「募集しても来ないですよ」

よくわかります。

人材募集会社を使うと
費用も高く。

数ヶ月間にわたり
人材募集をしないと来ない。

やっと応募が来たと思い面接すると
権利主張がすごく。

仕事を選んでいる人多いです。

それでも無理して雇うことになる。

高い人件費
働かないスタッフ
注意すると突然来なくなる

頭が痛いですよね。

それでも。

乗り越えてみつけるしかありません。

赤字克服の鍵は
長年勤めてくれるスタッフの存在

私が見た中での共通点は
どの店も信頼できるスタッフがいます。

そういうスタッフは長いです。

5年とか10年とかいます。

だから。

リピーターも来店しやすいんです。

そう言う店は複数の店をだせています。

私は以上の共通点を見つけて
店に活かしました。

それをクライアントに指導して
赤字を脱出した店もあります。

多くの店は赤字になると
真っ先に。

「売上をあげよう」

と考えます。

正しいことかもしれませんが。

地に足がついてないのに
新規客が来店しても
意味ありませんよね。

赤字がキツいのはよくわかります。

でもそのキツさって
どの店も経験しているんです。

私も経験しています。

問題はキツイからといって
すぐに解決しようとする姿勢です。

知識がないまま行うと
再起不能になります。

その結果。

急いでやろうとする店から
潰れていきます。

キツイのは当たり前で
少しでもいいから前進することが
大事だと思いますね。

頑張ってください。応援しています。